コミッションサービス「Skeb」のスケブコイン(SKEB)、フォビグローバルに上場へ

スケブコインがフォビグローバルに上場へ

クリエイターコミッションサービス「Skeb(スケブ)」運営の国内企業スケブ社発行の暗号資産(仮想通貨)「スケブコイン:Skeb Coin(SKEB)」が、海外大手暗号資産取引所フォビグローバル(Huobi Global)に上場することが9月8日発表された。中央集権取引所(CEX)において2例目のSKEB上場となる。

発表によるとSKEBの入金は8日13:30(UTC)より開始されており、流動性条件が満たされ次第、SKEB/USDTの現物取引ペアにて取り扱いが開始されるとのこと。

またSKEBの出金は9月10日2:00(UTC)に開始される予定だ。

Skebとは

国内企業スケブ社運営の「Skeb」は、クライアントが有償で依頼するリクエストに対し、クリエイターがイラストやボイスを製作することで報酬がもらえるサービスだ。スケブ社曰く「端的に言えば投げ銭付お題募集サイト」ということだ。「Skeb」は2018年11月よりサービス開始しており、日本以外のユーザーも含め現在では45,000名以上のクリエイターが参加しているという。なおSKEBは同サービスのユーティリティトークンとなる。

国内IEO発表から現在までの流れ

スケブ社は今年6月、国内暗号資産取引所Zaif(ザイフ)にて、SKEBの9月IEO実施にむけ検討を進めていることを発表していた。

その後スケブ社は8月24日に、国内のSKEB上場審査よりも先にDEX(分散型取引所)の「DAO Maker(ダオメイカー)」の審査が先行して通過したことを明かし、急遽SKEBのオファリング方式をZaifへのIEOから「DAO Maker」でのIDOへと方針を変更していた。その後8月29日に同DEXにてIDOを実施。295,000ドル(約4,100万円)の調達を実施していた。

そのIDOに続き、9月8日に海外暗号資産取引所OKX(オーケーエックス)に上場し、その翌日となる9日にフォビグローバルへ上場する流れとなった。

スケブ社は「Skeb」ユーザーの30%以上が海外からの利用であることを鑑みて、Zaifと並行して海外の複数暗号資産取引所でのSKEB上場準備を進めていたとのことだ。

なおIEO(Initial Exchange Offering)とはトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのこと。またIDO(Initial DEX Offering)とは分散型取引所でトークンを発行して資金調達を行う方法だ。

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参考:フォビグローバル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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