「STEPN」がアトレティコマドリードと提携、イーサリアムでNFTサッカーシューズ販売へ

STEPNがNFTサッカーシューズ販売へ

Move-and-Earn(動いて稼ぐ)web3ゲーム「STEPN(ステップン)」が、スペインのプロサッカークラブのアトレティコ・マドリードとのコラボレーションによる「NFTサッカーシューズ」を販売する。

アトレティコ・マドリードは8月18日、「STEPN」およびデジタル資産プラットフォーム「ホエールフィン(WhaleFin)」と提携し、初のNFTスニーカーコレクションを展開することを発表した。このNFTは「STEPN」のAPE Realm(イーサリアムチェーン版:E国)で利用できるデジタルスニーカーとして、計1,001点が販売されるとのことだ。

発表によると今回のコレクションでは、Common(コモン)、Uncommon(アンコモン)、Rare(レア)の3つのレアリティの「NFTサッカーシューズ」が展開されるという。

コモンではアトレティコが過去に国内外で獲得したトロフィーをモチーフにしたサッカーシューズになるとのことで、計850点が販売される予定。アンコモンについては、アトレティコのスタジアムを記念した140点のサッカーシューズになるという。そして残りの11点となるレアは、1~11のナンバリングがされたサッカーシューズが販売されるとのことだ。

また購入者には抽選で2名を対象に、アトレティコの観戦チケットや滞在ホテルを含めた旅行チケットが提供されるとのこと。またアンコモンの購入者にはアトレティコのオフィシャルジャージが、レア購入者にはチームキャプテンのサイン入りオフィシャルジャージがプレゼントされるとのことだ。

これらの「NFTサッカーシューズ」を購入するには、「ホエールフィン」でユーザー登録が必要となる。8月26日0:00(UTC+8:日本時間で同日1:00)から9月2日9:00(日本時間同日10:00)にこちらのサイトから申し込みが可能となっている。

なおコレクション第一弾では1,001点のうち200点が販売される予定となっており、そのうちの180点(コモン160・アンコモン19・レア1)が「ホエールフィン」での販売となる。残り20点はコモンスニーカーのみを「STEPN」ユーザーにエアドロップで配布するとのことだ。

「NFTサッカーシューズ」を販売したアトレティコの売上利益10%は「アトレティコ・マドリード財団」に寄付され、サッカーを通じた国際的な教育活動への資金援助に充てられるとのことだ。

なお「ホエールフィン」はグローバルに事業展開する暗号資産(仮想通貨)金融サービス事業者アンバー・グループ(Amber Group)が提供している。

また同社はアトレティコ・マドリードの主要スポンサーであり、公式デジタル ウェルス & ライフスタイル パートナーである。

STEPNとは

「STEPN」はNFTスニーカーを利用し、ウォーキングやジョギングの歩数に応じてユーティリティトークンの「GST:グリーンサトシトークン」を稼ぐことができるMove-and-Earnゲームである。「GST」でスニーカーステータスのレベルアップなどが行える他、ガバナンストークンの「GMT」も必要に応じて使用する仕組みになっている。

現在「STEPN」はソラナ、BNB Chain、イーサリアムの3つのブロックチェーン上で稼働しており、「GST」および「GMT」はソラナのSPL規格、BNBのBEP-20規格、イーサリアムのERC-20規格のトークンとしてそれぞれのブロックチェーン上で発行されている。

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参考:アトレティコマドリード
デザイン:一本寿和
images:iStocks/alphaspirit

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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