LINEの暗号資産「リンク(LN)」、MEXC Globalで上場

リンク(LN)がMEXC Globalで上場

LINEの独自暗号資産(仮想通貨)リンク:LINK(LN)が、海外取引所MEXC Global(エムイーエックスシーグローバル)で上場した。

発表によるとリンクは、MEXCのイノベーションゾーンにてLN/BTCの取引ペアで8月11日10:00(UTC:世界協定時)より取引が開始されている。イノベーションゾーンとは、価格が大きく変動する可能性がある暗号資産の取引を提供するサービスだ。

今までリンクの取り扱いは、LINEが運営する国内向け取引所LINE BITMAX(ラインビットマックス)と日本を除いたグローバル向けの取引所BITFRONT(ビットフロント)、そして韓国拠点の取引所Bithumb(ビッサム)が対応していた。

なおMEXCでは日本およびシンガポール居住者向けのサービスを提供していない。その為、引き続き国内ではLINE BITMAXのみがリンクの取り扱いを行っている。

リンクは、LINEが独自開発したプライベートブロックチェーン「LINE Blockchain」のネイティブトークンだ。ちなみに「LINE Blockchain」はコスモス(ATOM)の開発基盤となっている「Tendermint BFT(Benzantine fault Tolerance)」によって開発されており、イーサリアムとの相互運用が計画されている。

関連ニュース

STEPNが「LINE Blockchain」上で開発へ、LINEがFind Satoshi Labと覚書締結

ソフトバンクやNAVERら、LINE NEXTのグローバルNFT事業へ約13.6億円投資

LINE証券がSTOサービス提供へ、クオーラム基盤「ibet for Fin」で

LINE Payオンライン加盟店、暗号資産「LINK」支払いを試験的開始

LINEの暗号資産LINK(LN)、ビッサム(Bithumb)へ上場

参考:LINEMEXC Global
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

#LN

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

Sponsored

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した