「Lido」がステーキングサービスをL2対応へ
イーサリアムのリキッドステーキングを提供する「リドファイナンス(LidoFinance)」が、レイヤー2へ対応することが7月18日分かった。
リドは、コンセンサスレイヤー(Consensus Layer:旧名称Eth2.0)でユーザーが独自でステーキングする際に必要な最低32ETHを保有せずとも、イーサリアムのイーサ(ETH)のステーキングに少額から参加できるサービスだ。
リドでイーサステーキングを行うと、イーサと「1:1」の割合で価値が担保されているトークン「stETH」が生成され、ユーザーはイーサの代わりに「stETH」が受け取れる。そして付与された「stETH」でDeFi(分散型金融)を利用して、再度イーサに交換できる他、レンディングなどを行えば利回りを得ることもできる。
発表によるとリドがレイヤー2へ対応した場合、レイヤー2では「stETH」のラップドトークン「wstETH」が発行される。そのためユーザーはレイヤー2で保有しているイーサを、直接レイヤー2からステーキングできるとのこと。
つまりユーザーは、イーサリアムのメインネットへイーサをブリッジすることなく、低い手数料でステーキングができ、またレイヤー2のDeFiプラットフォームへのアクセスも可能となるとのこと。
既にレイヤー2プラットフォームのアージェント(Argent)や、ジーケーシンク(zkSync)、Azテック(Aztec)で「wstETH」に対応しているという。なおアービトラム(Arbitrum)とオプティミズム(Optimism)でも、「wstETH」への対応を開始する予定とのことだ。
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参考:Lido DAO
デザイン:一本寿和
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