OKX、ドバイで仮承認ライセンス取得

OKX、ドバイで仮承認ライセンス取得

暗号資産(仮想通貨)取引所OKX(オーケーエックス)が、アラブ首長国連邦(UAE)で適格投資家に暗号資産取引サービスを提供するための仮承認ライセンスを取得したことが7月14日分かった。

このライセンスは、ドバイの規制当局であるドバイ暗号資産規制機関(Dubai Virtual Asset Regulatory Authority:VARA)より付与された。

OKXによると、同ライセンス取得により適格投資家と金融サービスプロバイダーに特定の取引所商品とサービスの提供が可能になるとのこと。

またOKXはライセンス取得により、ドバイに地域ハブを設立するとしている。

VARAは、今年3月9日に公布されたドバイ暗号資産規制法により設置された暗号資産事業に関する規制当局だ。ドバイにおける暗号資産の発行、取引、承認を監督しており、また暗号資産取引所とサービスプロバイダーを規制して消費者保護を確保している。

大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)が昨年12月にドバイ世界貿易センター局と提携して暗号資産に関する規制構築の支援を行うことを発表。前述したように今年3月にドバイ暗号資産規制法が公布され、バイナンスはVARAからライセンスを取得した最初の暗号資産取引所となった。

関連ニュース

クリプトドットコム、ドバイで仮承認ライセンス取得

バイナンス、ドバイで暗号資産取引所のライセンス取得

ドバイ政府が暗号資産規制法を公布、規制当局設置も

バイナンス、ドバイの暗号資産ハブ構想を支援へ

UAE規制当局、ドバイの経済特区で暗号資産取引を推進

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Kesu01

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

Sponsored

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された

フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」をイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」上でローンチした。フランクリン・テンプルトンが公式Xにて10月31日発表した