「しながわシティ」がFiNANCiEでトークン発行
次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、総合型プロスポーツクラブ「しながわシティ」がトークン発行と販売を開始したことが7月15日分かった。
「しながわシティ」は東京都品川区をホームタウンとし、3競技(フットサル・バスケットボール・ビーチバレーボール)のプロスポーツチーム運営を行う、2021-2022年シーズンに発足した「総合型プロスポーツクラブ」だ。
2年目となる今シーズンは、「CIVIC PRIDE」をスローガンに掲げ、「#しながわシティ知ってるわ!」と名付けたプロモーション企画を第1弾として、品川区界隈の人々にリーチできるようファンやサポーターと共に実施していく予定とのこと。
「しながわシティ」はトークン発行により、既存ファンだけでなく幅広い層の人々と双方向に意見を取り交わせるコミュニティをFiNANCiE上で形成し、地域と一体となってクラブの成長を目指すとのことだ。
なお今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「しながわシティトークン」として販売されるとのこと。
「しながわシティトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるという。
現在発表されている投票企画案として、「プロモーションの企画アイデア投票」や「毎試合チームMVP投票」があり、また抽選特典案として「トークンホルダー対抗ハーフタイムチャレンジ」や「希望選手との試合後写真撮影」がある。
トークンの初回販売期間は7月15日11時から8月31日21時の予定だ。
なお「しながわシティトークン」の販売メニューは全13種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。
最高額となる3,000,000ptのメニューは合計で2口用意されており、3,000,000pt分の「しながわシティトークン」付与に加え、「地域貢献活動着用ウェア胸にロゴ掲載」や「しながわシティホームページにロゴ掲載」、「ホーム公式戦のコートサイドバナー広告(フットサル or バスケ)」などが特典として用意されている。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
なお「FiNANCiE」で発行されているトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。
あたらしい経済編集部は今回の取り組みに関して、「しながわシティ」代表 大栗崇司氏より以下のコメントを得た。
『しながわシティスポーツクラブは、この度「FINANCiE」にてトークン発行型クラウドファンディングを開始することとなりました。しながわシティトークンを通じて、従来のファンクラブとは違う新しい形でしながわシティスポーツクラブを応援していただくことができます。そして、クラブとしてトークンをきっかけにより多くの皆様からご意見・アイデアをいただき、さらに愛されるクラブに発展できるよう努力を続けてまいります。皆様のご期待にお応えできるように次世代型の総合型プロスポーツクラブを創り上げてまいります。しながわシティスポーツクラブの応援を是非ともよろしくお願いいたします』
関連ニュース
堤幸彦、本広克行、佐藤祐市の「SUPER SAPIENSS」、「FiNANCiE」で第2回ファンディング
関西サッカーリーグ1部「アルテリーヴォ和歌山」、FiNANCiEでトークン発行
松井大輔選手も所属のY.S.C.C.横浜フットサル、FiNANCiEでトークン発行