「Brave Wallet」がソラナDAppsに対応
プライバシー保護に焦点を当てた次世代分散型webブラウザ「ブレイブ(Brave)」提供の「Brave Wallet」が、ソラナ(Solana/SOL)のDApps(分散型アプリケーション)に対応したことが7月12日分かった。なお対応したのはデスクトップ版で、モバイル版は近日中に対応するとのこと。
「Brave Wallet」は今年5月よりソラナのネットワークに対応しており、ユーザーはウォレットでSOL及びSPLトークンを送信、受信、保管できるようになっていた。そして今回の対応により、ソラナ上のDAppsに「Brave Wallet」を直接接続できるようになったとのこと。
なおソラナDAppsの対応を記念して、NFTマーケットプレイス「マジック・エデン(Magic Eden)」で、ブレイブやブレイブの独自トークンBAT(ベーシックアテンショントークン)をテーマにしたNFTコレクションが発売されるという。
さらにブレイブは、ソラナのDAppsを開発者が簡単に構築する為のドキュメントを公開することも発表しており、そのドキュメントには「Brave Wallet」へシームレスに接続する為のDAppsの設定方法が英語で説明されているとのことだ。
ブレイブとは
ブレイブは個人データを収集するような広告をブロックする機能「BRAVE SHIELDS」を持つブラウザだ。広告をブロックすることでブラウザが軽くなるという利点がある。さらにユーザーはブレイブ上で特定の広告を閲覧することで暗号資産BAT(Basic Attention Token/ベーシックアテンショントークン)をブレイブリワード(Brave Rewards)として獲得することもできる。
またブレイブユーザーはBATを使ってコンテンツクリエイターやウェブサイトに対して支援を行うことも可能である。
なお日本国内においてブレイブは暗号資産取引所のビットフライヤー(bitFlyer)と提携しており、ブレイブ上でビットフライヤーのウォレットが連携できるようになっている。
bitFlyerアカウントを、デスクトップ版のブレイブブラウザ上でブレイブリワードに連携することで、ブレイブブラウザ上で配信される広告を閲覧すると、翌月5日に報酬としてBATをbitFlyerアカウントで受け取れる。またブレイブブラウザを利用することで受け取ったBATは、ビットフライヤーで売却し日本円に換金することも可能である。
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参考:Brave
デザイン:一本寿和
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