「Magic Eden」がweb3ゲーム投資部門設立
NFTマーケットプレイス「マジック・エデン(Magic Eden)」が、web3ゲーム投資部門「マジック・ベンチャーズ(Magic Ventures)」を立ち上げたことが7月13日分かった。
「マジック・エデン」は「マジック・ベンチャーズ」設立により、ブロックチェーンゲームやゲームインフラ、メタバースプロジェクトに投資していくとのことだ。
なお「マジック・ベンチャーズ」のゲーミング投資部門の責任者には、テンセントゲームズ(Tencent Games)のビジネス開発および投資部門に携わっていたトニー・ザオ(Tony Zhao)氏が就任している。
またザオ氏の他にも、プロゲーム及びeスポーツでそれぞれ経歴があるチェ・ユンソプ(Yoonsup Choi)氏、チャン・ハリソン(Harrison Chang)氏、マット・ビアモンテ(Matt Biamonte)氏の3名がゲーミング投資部門に加わったとのことだ。
さらに「マジック・ベンチャーズ」設立にあわせ、「マジック・エデン」提供のゲームパブリッシャー向けコンテンツハブ「エデン・ゲームズ(Eden Games)」が複数のNFTプロジェクトと提携したことが発表されている。
「エデン・ゲームズ」と提携したNFTプロジェクトは、オーロリー(Aurory)、ジェノペッツ(Genopets)、ミニロイヤル:ネイションズ(Mini Royale: Nations)、ネコバース(Nekoverse)、レムナント(Remnants)、ヤク(Yaku)、ハーフウィッシュ(Halfwish)、VBA、シュガーレルム(Sugar Realm)とのことだ。
「マジック・エデン」は、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上で最大手のNFTマーケットプレイスだ。今年6月、シリーズBラウンドで約177億円(1.3億ドル)の資金調達を完了し、企業評価額は約2180億円(16億ドル)に達した。またソラナ対応の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」とも提携している。
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参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
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