STEPNの「GMT」、FTXがERC20でサポート開始

FTXがERC20のGMTサポート開始

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXグローバルが、ERC-20規格のGMT(グリーンメタバーストークン)のサポートを開始することが7月7日分かった。

GMTは、Move-and-Earnプロジェクト「STEPN(ステップン)」のガバナンストークンだ。現在、同プロジェクトではソラナ(SOL)チェーンとBNBチェーンに対応しており、ユーティリティトークンのGST(グリーンサトシトークン)およびGMTのそれぞれがソラナのSPL規格、BNBのBEP-20規格のトークンとして発行されている。

FTXグローバルでは、3月よりGMTとGSTをパーペチュアル取引と現物取引にて取り扱いを開始していた。

同プロジェクトでは3番目のブロックチェーン対応(Realm3)をイーサリアムとすることを7月1日に正式に発表していた。今回FTXはSTEPNのイーサリアムネットワーク対応に先駆け、ERC-20のGMTの取り扱いを開始した。

なおSTEPN公式によると、ERC-20のGMT発行にあたり、5,000万SPL-GMTをバーン(焼却)したうえで、5,000万ERC20-GMTを新たにミント(鋳造/発行)したとのことだ。

「STEPN」はNFTスニーカーを利用し、ウォーキングやジョギングの歩数に応じてユーティリティトークンの「GST:グリーンサトシトークン」を稼ぐことができるMove-and-Earnゲームである。「GST」でスニーカーステータスのレベルアップなどが行える他、ガバナンストークンの「GMT」も必要に応じて使用する仕組みになっている。

なお「GMT」は発行総数60億枚と決められているが、「GST」の発行枚数は無制限。「GST」はゲーム内で使用することでバーン(焼却)される。

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参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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