堤幸彦、本広克行、佐藤祐市の「SUPER SAPIENSS」、「FiNANCiE」で第2回ファンディング

「SUPER SAPIENSS」が第2回ファンディング

エンタメDAO(自律分散型組織)プロジェクト「SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)」が、「FiNANCiE」で第2回となるファンディング(追加トークン発行)を開始したことが7月1日分かった。今年1月の初回トークン発行以来のファンディングとなる。FiNANCiEでは初期トークン販売終了後、オーナーやプロジェクトが追加で支援を募りたい際に、トークンを追加販売できる仕組み(クラウドファンディング)がある。

「SUPER SAPIENSS」は、堤幸彦氏、本広克行氏、佐藤祐市氏3人の映像監督と、映画プロデューサーの森谷雄氏が共同で制作指揮をとり、サポーターと一丸となって日本の映像業界史上初となる【原作づくりから映像化および配給(配信)に関する全プロセスの一気通貫】に挑むプロジェクトだ。

初回ファンディングで得た支援金はトークン保有者と共に、プロジェクト第1弾の3監督によるオリジナルストーリーのWEBTOON(ウェブトゥーン)や、映像制作に向けたオーディションなどの取り組みに活用されているとのこと。なおプロジェクトの序章作品となる堤幸彦監督作品「SUPER SAPIENSS THE BEGINNING」の完成披露会が、7月10日18時より新宿バルト9にて実施される予定だ。

そして第2回目となる今回のファンディングは、クリエイターの発掘と育成をテーマにした「SUPER SAPIENSS CREATORS ACADEMY:SSCA(スーパーサピエンスクリエイターズアカデミー)」の発足に向け実施するものとなっている。

「SSCA」は、次の「SUPER SAPIENSS」を制作していけるクリエイターを、発掘および育成することを目的としているとのことだ。演技や演出、撮影、動画編集、グラフィックデザイン、CG制作、音楽、ライティング、脚本などといった、映像を中心にしつつも、幅広い領域のコンテンツをワークショップやセミナーなどで提供していく予定とのこと。「SSCA」のクリエイターへは、学んで終わりではなく、スタッフとして制作現場に関わるなど、仕事の依頼を考えているという。

「SUPER SAPIENSS」の第2回ファンディング実施期間は7月1日9:00~8月15日21:00の予定となっている。第2回の販売メニューは、全4種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。最高額となる100,000ptのメニューは合計で30口用意されており、100,000pt分のトークン付与に加え、「第二回販売記念コレクション」や「(SSCAの)森谷校長からのメッセージ動画」、「堤監督によるThe Beginning徹底解説講義参加券」がある。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

なお「FiNANCiE」で発行されているトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、「SUPER SAPIENSS」のプロデューサーであるアットムービーの森谷雄氏より以下のコメントを得た。

『今回のファンディングのテーマは「これからのエンタメをクリエイトする人材の発掘と育成」です。そのためにスーパーサピエンスクリエイターズアカデミーなる超実践的で現役度の高い学びと研鑽の場をつくります。第一線でものづくりに向き合う人たちを講師に迎えて、次世代を牽引するであろうクリエイターたちに伝えるべき事を熱く伝えていく内容になると思います。現場の言葉を大切にしようと思っています。エンターテイメントに必要な様々な事をしっかりと学んでいただける場所になると思います。是非、この機会にスパサピの仲間になって下さい。私たちは未来のクリエイターと出会えることを楽しみにしています!』

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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