マイクリNFTが「ふるさと納税」返礼品に、北海道余市町

マイクリのNFTが「ふるさと納税」の返礼品として提供開始

北海道余市町のふるさと納税返礼品に、ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ:マイクリ)」で使えるNFTアイテムが提供されることが分かった。ふるさと納税において、ゲーム内で利用できるNFTの提供は全国初となるとのこと。

発表によると、この返礼品のNFTはトラストバンク運営のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」にて6月23日より提供開始された。北海道余市町、「NFTによる地方創生」を推進する企業あるやうむ社、マイクリ運営のMCH社が提供元だ。

この返礼品は、寄付金額20万円の品が1種類20枚、寄付金額3万円の品が2種類で各100枚ずつ合計220枚が提供されるという。

20枚限定の品はワイン樽モチーフに制作された「CU002 【マイクリコラボ】余市の宝~北海道余市町名産ワイン~ NFT」で、マイクリの中でも最もレアなアイテムのひとつとのこと。

また各100枚限定の品は赤ワインと白ワインをモチーフにした「CU003 【マイクリコラボ】 余市町 赤ワイン NFT」、「CU004 【マイクリコラボ】 余市町 白ワイン NFT」となっている。

ただしこれらのNFT発行の注意事項として、「NFT返礼品の送付から30日が経過していること」、「アイテムのレベルが2以上であること」、「アイテムにふたつ名がついていること」これら3つの条件が満たされると、イーサリアムもしくはポリゴン上のNFTとして発行できるとのことだ。また2次流通については「ご遠慮ください」と記載がある。

なお余市町は、5月7日にNFTアートの返礼品を提供開始。今回は同町において第2弾となるNFT返礼品の提供となる。ちなみに全国で初めてNFTをふるさと納税の返礼品として採用したのは、北海道上士幌町(かみしほろちょう)で昨年12月に期間限定で提供された。その際のNFTは300機によるドローンショーの映像を「NFTアート」という形で届けられた。14点限定で寄付額は435万円だった。

関連ニュース

ふるさと納税でNFT、「ふるさとチョイス」がLINEブロックチェーン活用

日本円ステーブルコインJPYC「ふるさと納税」に対応、徳島県海陽町で

新作NFTゲーム「マイクリプトサーガ」オフィシャルサービス開始

ブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』がユーザー主体の運営を目指しガバナンストークン「MCH Coin」を発行開始

マイクリのガバナンストークン「MCHC」正式上場へ、MEXCと提携

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/23話題】メタプラネットが95億円でビットコイン購入、Gate[.]ioが日本市場進出へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored