自民党が参院選公約に「Web3.0」を明記
本日6月22日より公示された参議院選挙の自民党公約に、web3に関する公約が明記されたことが分かった。
自民党公約の「思い切ったデジタル化で、成長力を強化する」の中で、具体的にweb3については明記されたのは2項目だ。
一つ目は『次世代インターネット(Web3.0) 時代を先導し、デジタルの徹底的な活用により、「課題を価値」に、「コストをバリュー」に転換する「新しい資本主義」に挑戦していきます。』、二つ目は『ブロックチェーン・NFT(非代替性トークン)・メタバースなどの新技術を活用し、「Web3.0」に対応した新しいデジタル経済圏を確立するため、人材育成も含めた環境を整備し、国際社会でも主導的な役割を果たします。』となっている。
またその他には『デジタル原則への徹底的な適合による規制・制度の構造改革を進め、誰もが成長と幸せを実感できる持続可能な「デジタル社会」を実現します。』、『半導体・素材の生産基盤強化や次世代半導体技術開発、サイバー攻撃の分析拠点整備、中小企業のセキュリティ支援を行います。』とも記載がある。
なお他政党では、日本維新の会が「成長戦略:情報通信・テクノロジー」の公約にて、「特区活用や世界最先端の日本型スーパーシティの実現等により、IoT、ビッグデータ、ロボット、AI、NFT、ビヨンド5G(6G)等の技術革新を生かせる競争環境を構築します。」とNFTについての明記をしている。
日本政府は6月7日、デジタル戦略など国家の方針に関する「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」を閣議決定。そこには「ブロックチェーン技術を基盤とするNFTやDAOの利用等のWeb3.0の推進に向けた環境整備の検討を進める」と記載がされている。
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参考:自民党2022参院選公約
デザイン:一本寿和
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