大阪デジタルエクスチェンジ、私設取引システム業務開始へ

ODXが私設取引システム業務開始へ

セキュリティトークン(証券トークン)を取り扱う国内初のPTS(私設取引システム)の運営を目指す「大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)」が、6月27日よりPTS業務を開始することが分かった。

PTSとは、投資家が証券取引所を介さずに有価証券を売買できる電子取引システムのことだ。国内にはジャパンネクスト証券が運営するジャパンネクストPTS(JNX)とCboeジャパン運営のCboe PTSがあり、大阪デジタルエクスチェンジの開業により国内PTSは3取引所となる。

業務開始にあたり大阪デジタルエクスチェンジは、上場株式を取り扱うPTSの運営をまず行っていく。そして2023年を目途にセキュリティトークンの取り扱いを目指すという流れだ。

大阪デジタルエクスチェンジは、PTS運営に関わる認可を4月28日付けで取得していたこと、6月6日付で日本証券業協会へ加入したことも併せて発表している。

大阪デジタルエクスチェンジはSBIホールディングスと三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)が昨年4月共同設立した企業。昨年10月には野村ホールディングスおよび大和証券グループ本社が資本参加もしている。なお出資比率はSBI PTSホールディングス70%、SMBC20%、野村5%、大和証券5%となっている。

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参考:SBI
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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