文章をNFTに、web3ブログMirrorが「Writing NFT」機能実装

web3ブログMirrorが「Writing NFT」機能実装

分散型ブログプラットフォーム「ミラー(mirror)」が、文章コンテンツをNFTにする「Writing NFT」機能を実装したことが5月25日に分かった。これにより「ミラー」を利用する執筆者は、自らの文章をNFTとしてミントし、供給量と価格を自由に設定できるようになった。そして「ミラー」は、NFTが安価で高速に取引できるようイーサリアムのレイヤー2(Ethereum Layer2)を基盤にしたことも発表した。

「ミラー」は、ユーザーがイーサリアムウォレットと接続することで、文章コンテンツ作成、動画投稿、NFT発行、クラウドファウンディングを行うことができる分散型ブログプラットフォームだ。ちなみに「ミラー」のコンテンツデータは分散型ファイリングプロトコルのアーウェーブ(Arweave)にストレージされている。

また文章と紐づくNFTを所有する意義について「Writing NFTを所有することは、その作品のレガシーに関わることであり、その作品を中心に展開されるコミュニティーの中に身を置くことになるのです」と発表で説明されている。

そして早速、チェイス・チャプマンというミラーユーザーが、Writing NFTを価格0.01ETHで333個の供給と設定しミントしたとのことだ。

なおNFTのセカンダリーマーケットは、 オプティミズム(Optimism)上のNFTマーケットプレイスである「クィクゾチック(Quixotic)」で展開されている。

参考:Mirror
デザイン:一本寿和
images:iStocks/fizkes

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【9/6話題】テレグラムCEOが逮捕後初の声明、トランプが米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言など(音声ニュース)

テレグラムCEO、逮捕後初の声明発表。同社使命に同意できない国からは撤退の意志も、トランプ、米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言。イーロンマスクと共に米政府財務監査行う姿勢も、スイ(SUI)、機関投資家向け米ドルステーブルコイン「AUSD」利用可能に、モジュラーブロックチェーン「Elixir」、最終テストネット公開、EigenLayer、メジャーアップデート「アイゲンポッドアップグレード」導入、FlowがEVM対応開始、メタマスクでも利用可能に、TONブロックチェーン、総トランザクション数が10億件を突破、半数は3か月、Penpieで27Mドルの不正流出、Pendleは105Mドルの保護に成功

Sponsored

暗号資産決済Mercuryoがマルチチェーンデビットカード提供開始、マスターカードと提携で

暗号資産(仮想通貨)決済プラットフォーム「マーキュリョ(Mercuryo)」が決済大手の米マスターカード(Mastercard)と提携し、ノンカストディアル型のウォレットから暗号資産を直接使えるマルチチェーンデビットカード「スペンド(Spend)」の提供開始を9月5日発表した