グッチがビットコイン・イーサ・ドージなど暗号資産決済対応へ、米国一部店舗で
ラグジュアリーブランド、グッチ(Gucci)のバッグやその他の商品が、今月末より米国の一部の店舗でビットコインなど暗号資産(仮想通貨)を使って購入できるようになる予定だ。
具体的には、ビットコイン(Bitcoin)、イーサ(ETH)、ドージコイン(Dogecoin)、シバイヌ(Shiba Inu)、ライトコイン(Litecoin)、またいくつかの米ドルステーブルコインなど複数の暗号資産を受け入れる予定だ。
ロサンゼルスのロデオドライブやニューヨークのウースター通りなど、グッチの旗艦店の一部で暗号資産による支払いが可能になる。
フランスのケリング・グループ(Kering SA)が所有するグッチは、近い将来、北米の直営店にもこのサービスを拡大する予定だ。
暗号資産決済を受け入れる企業が増えており、数年前まで大手金融機関に敬遠されていた資産クラスのマスアダプションが、間近に迫っている。
なおフランスLVMHが昨年株式の過半数を取得したファッションブランドのオフホワイト(Off-White)は、ロンドン、パリ、ミラノの旗艦店で暗号資産決済の対応を開始したと、Vogue Businessが3月に報じている。
(Reporting by Akriti Sharma, Silvia Aloisi and Shivam Patel; Editing by Sriraj Kalluvila)
※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
images: Reuters
翻訳:竹田匡宏