米コインベース、GMTとGST上場へ
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、「グリーンメタバーストークン:Green Metaverse Token(GMT)」と「 グリーンサトシトークン: Green Satoshi Token(GST)」が上場することが4月28日分かった。なおソラナ(SOL)基盤のSPLトークンで両銘柄をサポートするという。
また同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:旧Coinbase Pro)」でも両銘柄の取り扱いが開始されるとのこと。
両銘柄の「Coinbase.com」での取引開始は、4月28日9:00(太平洋標準時)以降の予定となっている。また「コインベース・エクスチェンジ」でも流動性条件が満たされ次第、同日時以降で取引開始される予定とのことだ。
両銘柄の取り扱いは、米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと。なお日本は対象外となる。
取引ペアについては、GMT-USD、GMT-USDT、およびGST-USD 、GST-USDTとなるとのこと。
コインベースは今月12日、今後新規上場する可能性がある暗号資産50銘柄のリストを公開した。今回上場するGSTは同リストに記載されていた銘柄となる。しかしGMTについては同リストには記載のなかった銘柄だ。
またGSTについては、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付ける「Experimental(実験的) label」の対象通貨となっている。このラベルは市場の状況で取引量が増えた場合に、削除されるとのこと。
GMTおよびGSTは、Move-and-Earnプロジェクト「STEPN(ステップン)」に関するトークンだ。ブロックチェーン基盤としてはソラナ(Solana)のプロジェクトとなっている。
「STEPN」は、NFTスニーカーを利用しウォーキングやジョギングの歩数に応じてゲームトークン「GST」を稼ぐことができる。その「GST」でスニーカーステータスのレベルアップなどが行える仕組みだ。また「GMT」は「STEPN」のガバナンストークンとなっている。
「GMT」は発行総数60億枚と決められているが、「GST」の発行枚数は無制限。「GST」はゲーム内で使用することでバーン(焼却)される。
GMTは現在、バイナンス(Binance)やFTX、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、パンケーキスワップ V2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約2,957億円となっている(4/28 コインマーケットキャップ調べ)。
またGSTは現在、フォビグローバル(Huobi Global)やエムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、レイディウム(Raydium)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約30億円となる(4/28 コインマーケットキャップ調べ)。
コインベースは26日にオアシスネットワーク:Oasis Network(ROSE:ローズ)、27日にバイナンスUSD:Binance USD(BUSD)の新規上場を発表しており、今回の「GMT」「GST」により3日連続の上場となる。
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参考:コインベース
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