【取材】ダブルジャンプ、約30億円を株式で調達

【取材】ダブルジャンプ、約30億円を株式で調達

NFT事業⽀援やブロックチェーンゲーム開発を行うdoublejump.tokyo(DJT)が、株式による総額約30億円の資金調達を実施することを4月27日に発表した。

調達資金は、複数タイトルのブロックチェーン ゲームの開発や支援およびそれに伴う人材や組織体制の強化に活用していく方針だ。

投資家は、Access Ventures、Amber Group、Arriba Studio、Circle Ventures、Com2uS Group、電通ベンチャーズ、Fenbushi Capital、Infinity Ventures Crypto、JAFCO、Jump Crypto、Next Web capital、PKO Investments、Polygon Ventures、Protocol Labs、Wemade、Z Venture Capital Corporationなど国内外から参加した。

なお同社は昨年9月に、Z Venture Capital、bitFlyer Holdings、バンダイナムコエンターテインメント及びバンダイナムコライブクリエイティブから資金調達を行なっていた。

DJTは2018年4月の設立からブロックチェーン技術領域でのゲーム開発専業会社として世界No.1を記録したブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」をはじめ、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラムを提供してきた。直近ではLINE、バンダイナムコグループ、セガ、スクウェア・エニックス、日本発パブリックブロックチェーンのアスターネットワーク(Astar Network)、YGG Japanらと協業することを発表。

doublejump.tokyoの創業者兼CEOの上野広伸氏は、次のようにコメントしている。

「今回の資金調達は、黎明期からブロックチェーンゲームおよびIPを活用したNFTコンテンツで、地道に国内最大規模の実績を積み重ねてきたことへの評価と期待の現れと受け止めています。調達いたしました30億円は、大手ゲーム会社とのIPを活用したブロックチェーンゲームの共同開発への投資を中心に、その基盤となるプロダク トや提携企業/DAOプロジェクトに投資し、マスアダプション期を迎えるブロックチェーンゲーム市場において弊社グループをより強力に成長させて参ります」

DJT CEOの上野広伸氏へ取材

あたらしい経済編集部は上野広伸氏へ取材を行なった。

–資本戦略として、現状DJTのゴールはなんでしょうか?

現段階では確定的なことは言えませんが、様々な角度から株式上場について検討をしております。

–調達資金の具体的な使途はなんでしょうか?

プレスリリースにある通り、主にIPを活用したブロックチェーンゲームの開発に投資いたします。そのための基盤となる人材や組織強化はもちろん、社内に留まらずパートナーとなる提携企業やDAOプロジェクトにも投資をおこなっていく予定です。

デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【12/25話題】Zaifがビットコインステーキング提供計画、ビットポイントがBNB取扱開始など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored