「信州ブレイブウォリアーズ」がFiNANCiEでクラブトークン発行
次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、プロバスケットボールB.LEAGUE B1に所属している「信州ブレイブウォリアーズ」のクラブトークン発行と販売の開始を4月21日発表した。なお「FiNANCiE」におけるB1チームのトークン発行は3件目となる。
「信州ブレイブウォリアーズ」は、B1西地区に所属し、長野市・千曲市をホームタウンとして活動するプロバスケットボールチーム。またBリーグの将来構想に適合し日本一を目指す為、新プロジェクト「CLIMB THE MOUNTAINTOP 新B1参入〜そして日本一へ~」を発足したとのことだ。
今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「ウォリアーズトークン」として販売されるとのこと。
「ウォリアーズトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。
現在発表されている投票企画案として、「グッズの開発」や「NFTデザイン投票」、「イベント企画考案」、抽選特典案として「サイン入りグッズプレゼント」や「記念NFT配布」、「限定イベントへの参加」がある。
トークンの初回販売期間は4月21日11時から6月6日21時の予定だ。
なお「ウォリアーズトークン」の販売メニューは全13種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。
10,000ptのメニューでは10,000pt分の「ウォリアーズトークン」付与に加え、「投票企画およ抽選特典への参加」、「初期サポーター記念コレクション」がある。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
また「ウォリアーズトークン」は FTとして、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、株式会社信州スポーツスピリット 代表取締役社長 片貝雅彦氏より以下のコメントを得た。
『この度、「FiNANCiE」にてクラブ初となるトークン発行型クラウドファンディングを4月21日から開始することになりました。長野市と千曲市を拠点とする地方クラブとして、ウォリアーズの狙いは資金調達のみならず、首都圏と中京圏、更には関西圏にまで及ぶ広範囲のファンベースの拡張です。信州は、国内外から人気の「近く安く行ける」観光地であり、フィナンシェでスポーツツーリズムの確立を目指していきます』
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