アスター上DEX「ArthSwap」、「ARSW」IDOトークンセール参加方法など発表

「ArthSwap」が「ARSW」IDO詳細発表

日本発ブロックチェーン・アスターネットワーク上の分散型取引所(DEX)アーススワップ(ArthSwap)が、「ARSW」トークンのIDOの参加方法を4月15日公開した。IDO(Initial Dex Offering)による「ARSW」トークンセールは、4月16日20時(日本時間)に開始される予定だ。

「ARSW」は、ArthSwapのネイティブトークンだ。総発行数は10億ARSWで、2年間で配布される予定。トークンアロケーションは、流動性マイニング(およびエアドロップ):35%、コミュニティ:15%、初期貢献者:10%、開発チーム:20%、投資家:20%となっている。なお投資家には暗号資産取引所オーケーエックス(OKX)のOKX Blockdream Venturesや、日本人web3起業家らのNext Web Capitalなどが参加している。

なお「ARSW」の利用用途として、今後ArthSwapでのIDOに参加する様々なプロジェクトのトークンを購入する権利、インキュベーションプロジェクト(ArthShot、ArthShot-Lock、ArthShot-Airdrop)に参加する権利、Gamefiプロジェクトとの連携、デュアルマイニング、IPプロジェクトとの連携、NFT Launchpad/NFT Stakingが挙げられている。

IDO(ArthSwap IDO Launchpad)への参加方法

「ARSW」のIDOへの参加に関してはPCでGoogle Chromeブラウザを使い、メタマスクの接続が必要だ。その他の環境ではサポートされないとのこと。前述の条件でメタマスクを「ArthSwap」公式サイトで接続し、ヘッダメニューからIDOを選択、そこから表示に従ってトークン購入申請ができる。

なおこのIDOでは、1ARSW=0.5ドルでの販売となり、供給する額は100万枚を予定していると発表されている。

IDOに利用できる暗号資産はASTR、USDT、USDCの3種類で、ASTRを利用すると20%割引となるよう。なおARSWトークンはディストリビューションモデルを採用しており、IDOが完了後、徐々にARSWトークンが配布されるとのこと。また、トークンの取引(トランスファー)は取引所に上場後に可能になるとのこと。

詳しいIDOへの参加方法は「ArthSwap」公式ミディアムで公開されている。

なおバイナンスなど海外取引所などでのASTR所持者は、メタマスクにASTRに直接送金ができないことに注意が必要だ。Polladot.jsのウォレット作成とAstar Potalへの接続、そして取引所からPolladot.jsにASTR送金し、それを経由してメタマスクに送付する必要がある。

アスターネットワークとアーススワップ

アスターネットワーク(Astar Network)は、異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクトであるポルカドットのパラチェーンとして昨年12月に接続し、1月17日にメインネットローンチしたブロックチェーンだ。アスターネットワークを開発するステイクテクノロジーは、日本人起業家の渡辺創太氏がCEOを務めるシンガポール拠点企業だ。

アーススワップはそのアスターネットワーク上のDEXサービスとなる。いわばイーサリアムに対するユニスワップ(Uniswap)ようなサービスだ。

アスターネットワークの渡辺創太氏は、今年2月末にアーススワップのTVLが8900万ドルを超えた際にツイートで「コアチームのメンバーとして、この(アーススワップ)ようなアスターネイティブプロジェクトを確実にサポートします」とコメントしていた。

image/iStock:ipopba

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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