アニモカと韓国CUBE合弁会社、K-POPアーティスト動画NFTをエアドロップへ

AniCube、K-POPアーティスト出演の動画NFTをエアドロップへ

アニキューブ・エンターテインメント(AniCube Entertainment)」が、キューブ・エンターテインメント所属K-POPアーティスト出演の動画NFTをエアドロップすることが4月5日分かった。

なお出演アーティストについては発表で明かされていないが、アニキューブの公式ツイッターがBTOB(ビートゥービー)やPENTAGON(ペンタゴン)、(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)などにメンションをしていることから同アーティストに関連するNFTがエアドロップされる可能性がある。

「アニキューブ・エンターテインメント」は、香港拠点のNFTゲーム開発企業アニモカブランズと、韓国の芸能プロダクションであるキューブ・エンターテインメントが2月に設立を発表した合弁会社だ。この合弁会社では音楽に関するメタバース構築や、キューブ・エンターテインメントに所属するアーティスト及び俳優のIP(知的財産)を利用したNFTを発行するとしていた。

エアドロップ対象ユーザーは4月15日午前11時(KST:韓国標準時)までに、暗号資産(仮想通貨)ウォレットのメタマスク(MetaMask)を アニキューブの公式サイトに接続する必要があるとのことだ。そして4月18日までにサイトに接続した全てのウォレットにエアドロップされる予定とのこと。

また同サイトでは、キューブ・エンターテインメント所属アーティストであるBTOBのソ・ウングァン(SEO EUNKWANG)氏による、メタマスクウォレットのアカウント作成方法と、同サイトへのウォレット接続方法の説明がマニュアル動画として公開されている。

発表によると動画NFTは、ポリゴン(Polygon)ブロックチェーン上でミント(鋳造/発行)されるとのことだ。また動画NFTの所有者はコレクションだけではなく、アニキューブ構築のメタバースでのユーティリティーも予定しており、詳細については今後順次公開するとしている。

アニキューブは先日、キューブに所属するアーティストをアニモカの子会社である「ザ・サンドボックス(TheSandbox)」内に展開し、K-POPカルチャーをグローバルに広めることも発表している。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:アニモカブランズ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Blue-Planet-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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