「エリース東京FC」クラブトークン発行
ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、関東サッカーリーグ2部に所属する「エリース東京FC」のクラブトークン発行と販売の開始が3月9日発表された。
「エリース東京FC」は、立教高校(現:立教新座高校)サッカー部OBが中心となり設立したサッカークラブ。現在は関東サッカーリーグに所属するトップチームに加え、ジュニアユース、シニア、エンジョイ志向のチームなど、様々な年代(カテゴリー)のチームが集まっている。
今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「エリースファミリートークン」として販売される。
「エリースファミリートークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。
現在発表されている投票企画案として、「来シーズン・ユニフォームグッズなどのデザイン投票」や「エリース東京FCポスター総選挙投票」、抽選特典案として「選手実使用グッズプレゼント」や「エリース東京FC フットサル参加権」が挙がっている。
「エリースファミリートークン」の販売実施期間は3月9日11:00~5月13日21:00の予定となっている。
なお「エリースファミリートークン」の販売メニューは全6種類が用意されており、現在一部が公開されている。公開されているメニューは、10,000ptのもと100,000ptのもので、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。
10,000ptのメニューでは「エリースファミリートークン」付与に加え、直筆コメント・サイン入りポストカードなども得られるようだ。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、株式会社エリース東京の代表取締役 平井聡氏より以下のコメントを得た。
「今回のエリースファミリートークン発行により、ファン・サポーター・スポンサー、そして当クラブ50年の歴史を今まで創ってきたOB・OG、全てのファミリー達とJリーグ参戦に向けて、意見交換が出来ればと考えております。本施策は、エリースに関わる全ての方が集い、次のステップへ向かう場にしたいと考えておりますので、ご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします」
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