「進撃の巨人」NFTが米国リリースへ、講談社とAnique
講談社とNFT事業を手がけるAnique(アニーク)が、「進撃の巨人(Attack on Titan: Legacy:AoTL)」NFTシリーズを3月4日に発表した。講談社が「進撃の巨人」に関わるライセンスに許諾し、AniqueがNFT化する。
またこのNFTはブロックチェーン「Flow」でミント(鋳造/発行)され、3月中に米国のみでの発売される予定となっている。 両社はこのシリーズに特化したNFTプラットフォームも提供し、そこでユーザーはアニメ「進撃の巨人」の見どころを集めた未公開のNFTを所有することができるという。
ユーザーはプラットフォームを通してNFTを直接購入するか、他のマーケットプレイスで他のコレクターから購入することで入手できるとのことだ。 またコレクター間の売買も含め、NFTの売上の一部はクリエイターに還元されるとしている。
今回の発表でAniqueの代表取締役である中村太一氏は、次のようにコメントをしている。
「『進撃の巨人』は、世界中の多くのファンの心に響く普遍的なテーマを持った不朽の作品となっており、私自身、このシリーズには強い思い出があります。私は講談社と一緒に仕事をし、『進撃の巨人』の様々なプロジェクトに参加することができました。AoTLでは、ファンに焦点を当て、世界中のファンに、この大好きなシリーズのコレクションを始める際に全く新しい体験をする機会を提供していきたいと思います」
Aniqueは昨年3月にFlow基盤のNFTコレクションサービス「コレクション(Collection)」のベータ版の提供を開始していた。
Aniqueはこれまでも日本の著名IPと連携した実績が多数あり、「進撃の巨人」のほか、「serial experiments lain(シリアルエクスペリメンツレイン)」「STEINS;GATE」「魔法使いの嫁」「ロボットガールズ」「七つの大罪』」「けものフレンズ」「攻殻機動隊 SAC_2045」などのNFTを提供してきた。