オーケーコインジャパン、IOST保有者への「DON」エアドロップを日本円付与で決定

オーケーコインジャパンが「DON」を日本円で付与へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所のOKCoinJapan(オーケーコインジャパン)が、エアドロップにより取得した暗号資産DONを日本円に変換し、対象顧客へ付与することが3月3日分かった。

オーケーコインジャパンは「今後の市況等を踏まえ、当社にてDONを売却し、対象となるお客様の口座へ日本円を付与いたします」と説明している。

なお具体的な付与時期や方法などについては、改めてホームページ等で案内するとのことだ。

DONのエアドロップは、暗号資産IOSTの保有者に対して韓国拠点のプロジェクト「Donnie Finance」が昨年9月に実施した。

「Donnie Finance」は、IOSTのブロックチェーン上に構築された分散型金融(DeFi)プラットフォーム。DONは「Donnie Finance」のプラットフォームで使用されるガバナンストークンだ。

エアドロップは昨年9月30日17:00の時点で、IOST残高のスナップショット取得が行われ、そのスナップショットに基づき10,000 IOSTあたり約0.42DONの計算に基づきDONがオーケーコインジャパンに配布されていた。

オーケーコインジャパンは昨年9月、DONエアドロップに対応することを発表し、その後11月にエアドロップによるDON受け取り完了も報告していた。

なお同じく国内取引所としてIOSTを取り扱うコインチェックは昨年9月にDONエアドロップに対応しないことを発表していた。同社は「現時点においてDONの流動性および技術的安全性等が当社の定める基準を満たしていることが確認できていないため、当社は本エアドロップに参加しない方針」とその理由を説明していた。

国内で現在IOSTを取り扱うのは、コインチェックとオーケーコインジャパンの2社だが、今回のエアドロップに関して対応が分かれている。

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参考:オーケーコインジャパン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia-Moor

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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