米コインベース、ブロックチェーンゲームのMy Neighbor Alice(ALICE)上場へ

米コインベースでMy Neighbor Alice上場へ

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産マイ・ネイバー・アリス:My Neighbor Alice(ALICE:アリス)が上場することが2月24日分かった。

なおALICEは昨日23日、クラーケングローバルでも上場が発表されている。

コインベースの新規銘柄の上場発表は、2月8日に上場したポートコル:Pawtocol(UPI)以来となる。

個人投資家向けの取引プラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:旧Coinbase Pro)」でのALICE取引は流動性条件が満たされ次第、2月24日9:00(太平洋標準時)以降に開始される予定とのこと。取引ペアについては、ALICE-USD、ALICE-USDT、ALICE-EURとなる。

また販売所である「Coinbase.com」とモバイルアプリでの取り扱いについては、改めて告知されるとのことだ。

なおALICEの取り扱いは、米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと。なお日本は対象外となる。

マイ・ネイバー・アリスは、暗号資産を保有していないユーザーにブロックチェーン技術をより親しみやすくすることを目的としたブロックチェーンゲームだ。ユーザーは他のユーザーと交流しながら報酬を獲得したり、仮想の土地を購入・所有・カスタマイズできる。

なお現在ALICEは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、FTX、フォビグローバル(Huobi Global)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約228億円となる(2/24コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

クラーケングローバルでALICE、AUDIO、BICO、ENS、GALA、IMX、KP3R、MC、WOO、YGGが上場へ

コインベース、日本参入の背景は?( Coinbase株式会社 北澤直氏)

コインベースとサークルの合弁会社、分散型IDプロトコル「Verite」ローンチ

米コインベース、ヘッジファンドのワンリバーと提携

米コインベース、ペットコミュニティのPawtocol(UPI)上場

参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

Sponsored

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した