「Phantom」が約125億円調達、iOS版もローンチ
ソラナ(Solana)ブロックチェーンの暗号資産ウォレット「ファントム(Phantom)」を開発するファントム・テクノロジーズ(Phantom Technologies)が、約125億円(1億900万ドル)の資金調達の実施を2月1日に発表した。
この資金調達はシリーズBラウンドで、暗号資産特化ファンドのパラダイム(Paradigm)が主導した。そのほか参加した投資家は、アンドリーセンホロウィッツ(a16z)、ヴァリアント(Variant)、ソラナベンチャーズ(Solana Ventures)、ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)だ。
また同日、ファントムはiOS版のウォレット「ファントム」をローンチしたことも発表した。
そして今回の調達資金は、ユーザーや開発者のWeb3でのUI/UXおよびセキュリティの向上、また複数のチェーンに対応するために活用していくという。
今回の調達の発表では、1億1240万SOL(約104億円)以上のステーキング、約1.57兆円(137億ドル)のトークンのスワップ、約63億円(5520万ドル)相当のNFT、DeFi、アプリのトランザクションを発生させてきたと、ファントムの実績も紹介されている。
なお「あたらしい経済編集部」がファントムのiOS版ウォレットをダウンロードして確認したところ、日本語にも対応済みであった。
参考:ファントム・テクノロジーズ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Molnia