米コインベース、CTX、DIA、MPL、PLU、UNFIが新規上場へ

コインベース、5銘柄を上場へ

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)の販売所サービス「Coinbase.com」で、新たに暗号資産5銘柄が上場することが1月25日分かった。

また同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:旧Coinbase Pro)」でも、同5銘柄の取り扱いを開始するとのこと。

なおコインベースが新規銘柄を上場するのは、1月20日に上場したシュピング・コイン:Shping Coin(SHPING:シュピング)以来となる。

今回上場するのはクリプテクス・ファイナンス:Cryptex Finance(CTX)、ディセントライズド・インフォメーション・アンサー:Dia (DIA)、メープル:Maple(MPL)、プルトン:Pluton(PLU)、ユニファイ・プロトコル・ダオ:Unifi Protocol DAO(UNFI:ユニファイ)だ。

発表によると各銘柄は流動性条件が満たされ次第、1月25日9:00(太平洋標準時)以降に取引が開始される予定となっている。また米コインベースのサービス対象全地域で対応されるとのこと(日本は対象外)。

各取引ペアについてはCTX-USD、CTX-USDT、CTX-EUR、DIA-USD、DIA-USDT、DIA-EUR、MPL-USD、MPL-USDT、MPL-EUR、PLU-USD、PLU-USDT、PLU-EUR、UNFI-USD、UNFI-USDT、UNFI-EURとなるとのこと。

各暗号資産について

クリプテクス・ファイナンス(CTX)は、TCAPという合成資産を作成するイーサリアムベースのプロトコル。TCAPは、世界中の暗号資産データプロバイダーに掲載されている暗号資産の時価総額を追跡する。

なおCTXは、暗号資産取引所ジェミナイ(Gemini Green)の他、スシスワップ(Sushiswap)といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約86億円となっている(1/25コインマーケットキャップ調べ)。

ディセントライズド・インフォメーション・アンサー(DIA)は、DeFiユーザーが信頼できるデータを調達、供給、共有できるようにするオープンソースのオラクルプラットフォーム。またあらゆるタイプのオンチェーンデータやオフチェーンデータを調達できる。

なおDIAは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約77億円となっている(1/25コインマーケットキャップ調べ)。

メープル(MPL)は、DeFiでの機関投資家の借入や債券の貸し出しにおいて、最も資本効率の高いオプションを提供するプロジェクト。

なおMPLは、ユニスワップV2(Uniswap V2)やV3 バランサー(Balancer)といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約114億円となっている(1/25コインマーケットキャップ調べ)。

プルトン(PLU)は、イーサリアム基盤のネイティブトークンで、プルトンの暗号資産デビットカードと分散型取引所(DEX)上で利用できる。デビットカードの使用により、キャッシュバック報酬やその他の特典取得などがる。

なおPLUは、クーコイン(KuCoin)やビットフィネックス(Bitfinex)といった暗号資産取引所で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約177億円となっている(1/25コインマーケットキャップ調べ)。

ユニファイ・プロトコル・ダオ(UNFI)は、DeFi開発のためのビルディングブロックであるノンカストディアル、インターオペラビリティ、分散型、マルチチェーンのスマートコントラクトを提供するプロジェクト。またイーサリアム基盤のDeFiプロダクトを、他のブロックチェーン上で成長するDeFi市場に接続するためのブリッジを提供するプロジェクト。

なおUNFIは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、パンケーキスワップ(PancakeSwap)およびV2といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約35億円となっている(1/25コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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