クーコイン、ASTR上場
暗号資産アスター:Astar(ASTR:アスター)が、暗号資産取引所クーコイン(KuCoin)に上場することが1月19日分かった。
アスターはステイクテクノロジーズが開発するブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」のトークンだ。アスターネットワークはポルカドット(Polkadot)のパラチェーンであり、17日にメインネットローンチをしたばかり。
ローンチに際し、暗号資産(仮想通貨)取引所のフォビグローバル(Huobi Global)、OKEx(オーケーイーエックス)、Gate.io(ゲート)、クラーケングローバル(Kraken Global)でアスターは上場しており、今回の上場で公式では5取引所目となった。
発表によるとクーコインでの取引ペアはASTR/USDT、ASTR/BTCとなっており、1月20日9:00(UTC:世界協定時)より取り扱いを開始する。また入金は既に可能となっており、引き出しについては1月21日10:00(UTC:世界協定時)からとなっている。
アスターネットワークとは
アスターネットワークは、異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクトであるポルカドット(Polkadot)のパラチェーンとして昨年12月に接続が完了したブロックチェーンだ。
ポルカドットは中心的な機能を果たすリレーチェーンと、そのリレーチェーンに接続される個別のブロックチェーンであるパラチェーンによって構成されている。
ポルカドットリレーチェーンでは、スマートコントラクトをサポートしていない為、アスターはポルカドットへEVM(イーサリアムバーチャルマシン)やWASM(ウェブアッセンブリ)を提供することで、複数のブロックチェーンをサポートするマルチチェーンスマートコントラクトプラットフォームを目指している。
なおアスターネットワークの開発をリードするステイクテクノロジーズは、日本人起業家の渡辺創太氏がCEOを務めているシンガポール拠点の企業だ。
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