アニモカブランズが約410億円調達
NFTゲーム開発企業のアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)が、約410億円(約3億5,900万ドル)の資金調達を完了したことが1月18日に分かった。これにより同社の評価額は約5,720億円(50億ドル)となったとのこと。
アニモカ・ブランズは、ブロックチェーンとNFTを利用して、主にゲームのプレイヤーやメタバースのオンラインユーザーにコンテンツを提供する企業だ。オープンシー(OpenSea)やダッパー・ラボ(Dapper Labs)、イールド・ギルド・ゲームス(Yield Guild Games)、スター・アトラス(Star Atlas)、アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)など、世界で注目されているNFT及びメタバース関連企業150社以上に対して積極的に投資も行っている。
発表によると今回の資金調達ラウンドはリバティ・シティ・ベンチャーズ(Liberty City Ventures)が主導し、10T・ホールディングス(10T Holdings)、C・ベンチャーズ(C Ventures)、デルタ・ファンド(Delta Fund)、ジェミナイ・フロンティア・ファンド(Gemini Frontier Fund)、ゴビ・パートナーズ・グレーター・ベイエリア(Gobi Partners Greater Bay Area)、キングスウェイ(Kingsway)、セコイア・チャイナ(Sequoia China)、パラファイ・キャピタル(ParaFi Capital)、スマイル・グループ(Smile Group)、ワイルドキャット・キャピタル・マネージメント(Wildcat Capital Management)、ウィンクルボス・キャピタル(Winklevoss Capital)などの投資家が参加したとのこと。
なお調達した資金は、戦略的投資・買収、新規プロダクト開発、人気の高いコンテンツライツ(IP)の取得に使用していくとのことだ。
アニモカ・ブランズは昨年7月1日に企業評価額約1,110億円で資金調達を行い、10月20日には企業評価額約2,500億円で資金調達を行なった。昨年7月から今年1月の半年間で企業評価額を約5倍にしたこととなる。
また今回の発表同日の18日にアニモカ・ブランズは、ソラナ(Solana)上に構築された分散型NFTオークションプロトコルであるバート・ファイナンス(Burnt Finance)の資金調達ラウンドを主導したことも発表している。
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参考:アニモカブランズ・バートファイナンス
デザイン:一本寿和
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