アスターのネイティブDEX「Arthswap」がローンチへ
ステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が開発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)上に、ネイティブDEX(分散型取引所)「アーススワップ(ArthSwap)」がローンチすることが分かった。
ネイティブDEXとは、対象のブロックチェーン上に構築された分散型取引所のことで、イーサリアム(Ethereum)ではユニスワップ(Uniswap)、ポリゴン(Polygon)ではクイックスワップ(QuickSwap)、バイナンススマートチェーン(BSC)であればパンケーキスワップ(Pancake swap)などの例が挙げられる。
アーススワップでは、スワッピング、ステーキング、流動性マイニングが主な機能と発表されている。また今後はさらに多くの機能が追加予定とのことだ。アーススワップはシンプルなUI/UXと非常に高いAPY(年利)が特徴であると発表されている。
なおアーススワップはローンチに向け、コミュニティへネイティブトークンの「ARSW」をエアドロップするという。5,000,000ARSWが参加者へ分配され、リファラルプログラムで紹介者数上位100名には、さらに1,000ARSWのボーナスがプレゼントされるとのことだ。
なおこのキャンペーンでは、アーススワップとアスター公式のツイッターやテレグラムのフォロー、友達を3名以上紹介するなど10項目をクリアすることでエアドロップが受けられる仕組みだ。
アスターネットワークは、異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクトであるポルカドット(Polkadot)のパラチェーンとして昨年12月に接続が完了したブロックチェーンだ。
ポルカドットは中心的な機能を果たすリレーチェーンと、そのリレーチェーンに接続される個別のブロックチェーンであるパラチェーンによって構成されている。ポルカドットリレーチェーンでは、スマートコントラクトをサポートしていない為、アスターはポルカドットへEVM(イーサリアムバーチャルマシン)やWASM(ウェブアッセンブリ)を提供することで、複数のブロックチェーンをサポートするマルチチェーンスマートコントラクトプラットフォームを目指している。
なおプロジェクトを主導するステイクテクノロジーズは日本で起業され、現在シンガポールに登記地を移転している企業だ。
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参考:アーススワップ
デザイン:一本寿和
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