LinksDAOがインドアゴルフ施設Five Iron Golfと提携、NFT保有者にインセンティブ

LinksDAOがインドアゴルフ施設Five Iron Golfと提携

実際のゴルフコースやクラブの制作にNFTを活用し資金提供を行うDAO(自律分散型組織)である、リンクスダオ(LinksDAO)が、米国で都市型インドアゴルフ体験施設を運営するファイブ・アイアン・ゴルフ(Five Iron Golf)と提携したことが1月11日に分かった。

1月初旬にリンクスダオは2種類のNFTを完売させ、プロジェクトの運営資金として約12億円(1050万ドル)を調達した。2種類のNFTの名称は「Global Membership」と「Leisure Membership」だ。

そしてリンクスダオは実際のゴルフ場を購入するためにさらなる調達を計画しており、2022年早期にガバナンストークン「LINKS」のローンチも予定しているという。

ちなみにリンクスダオはマイク・ドゥーダス(Mike Dudas)氏らが創業者だ。マイク・ドゥーダス氏は米国のブロックチェーン・暗号資産専門メディア「The Block」の創業者で、現在はパクソス(Paxos)に所属する。またNBA選手のステフィン・カリー氏(StephenCurry)氏が11日にリンクスダオのNFTを購入したことでも話題だ。

今回のファイブ・アイアン・ゴルフとの提携によって、リンクスダオのNFT保有者はファイブ・アイアン・ゴルフのレンタル、レッスン、飲食、フィッティングサービスを割引価格で利用できるようになると発表されている。

またNFT所有者は特定のゴルフラウンドを無料で参加できるようになるとのこと。

LinksDAOの共同設立者であるジム・デイリー(Jim Daily)氏は、次のようにコメントしている。

「これは私たちがNFT保有者に提供する現実のサービスであるだけでなく、あらゆるNFT保有者に現実のサービスを提供する初めてのパートナーシップの1つです。私たちは、ゴルフコミュニティにできるだけ多くの具体的な価値を提供することに専念しています」

ファイブ・アイアン・ゴルフのCEO兼共同設立者であるジャレッド・ソロモン(Jared Solomon)氏は次のようにコメントをしている。

「LinksDAOのような先進的で革新的なゴルフ会社と提携できることを嬉しく思っています。ファイブ・アイアン・ゴルフは、利便性と包括性の上に成り立っているため、彼らのデジタル・コミュニティが私たちのリアルな体験を楽しめるようにするためのパートナーシップを構築することは、当然のことでした」

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStock/Pakorn_Khantiyaporn・Lidiia-Moor

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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