クラーケングローバル、ポルカドットパラチェーンの「ムーンビーム (GLMR)」上場

クラーケングローバル、GLMR上場

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産ムーンビーム:Moonbeam(GLMR:グリマー)の上場を1月11日発表した。

クラーケングローバルでは1月7日にクサマパラチェーンのキンツギ(Kintsugi /KINT:キント)を上場したばかりだ。

クラーケンでのGLMRの取引と入金は既に開始されている。取引ペアはUSDとEURとなっている。

なおGLMRはKraken(販売所)およびKraken Terminal(取引所)にてサポートされる。先物取引と証拠金取引については対象外。

米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できないとのことだ。

ムーンビームネットワーク(MoonbeamNetwork)は、異なるブロックチェーンを接続し相互運用性を提供するブロックチェーンプロジェクト「ポルカドット(Polkadot)」の「パラチェーンオークション」で接続枠を2番目に獲得したプロジェクトだ。

ムーンビームはポルカドットネットワーク上の開発者にEVM(イーサリアムバーチャルマシン)機能を提供することで、イーサリアム(Ethereum)との互換性を提供している。GLMRはムーンビームのネイティブトークンとなる。

大手暗号資産取引所であるバイナンス(Binance)でも11日にGLMRが上場している。その他ゲート(Gate.io)やエムイーエックスシー(MEXC)、クーコイン(KuCoin)などでもGLMRは取引されている。

現在のGLMRの時価総額は約850億円となっている(1/12コインマーケットキャップ調べ)

なおクラーケングローバルは昨年2021年8月に「ポルカドット」の実験的ネットワークである「クサマ(Kusama)」に接続した同じくムーンビームの実験的ネットワーク「ムーンリバー:Moonriver(MOVR)」を上場している。

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参考:クラーケングローバル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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