バイナンス、SpellToken(SPELL)とTerraUSD(UST)上場へ

バイナンスにSPELL、UST上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)で、暗号資産スペルトークン:Spell Token(SPELL:スペル)とテラユーエスディー:TerraUSD(UST)の2銘柄が上場したことが12月24日分かった。

「Binance.com」での暗号資産上場は12月17日に取引が開始したハイストリート:Highstreet(HIGH:ハイ)以来となる。なお「Binance.com」で提供されているボラティリティの高いトークンの取引に特化したプラットフォーム「イノベーションゾーン」ではコンベックスファイナンス:Convex Finance(CVX)とコンスティテューションダオ:ConstitutionDAO(PEOPLE:ピープル)の2銘柄が昨日23日より取引開始されている。

発表によるとSPELLおよびUSTは12月24日8:00(UTC:世界協定時)より取引が開始されるとのこと。取引ペアについてはSPELL/BTC、SPELL/BUSD、SPELL/USDT、UST/BTC、UST/BUSD、およびUST/USDTとなっている。

なお両銘柄の入金については、取引の準備の為に既に可能となっており、引き出しについては12月25日8:00より開始される。

各暗号資産について

SPELLは、分散型金融(DeFi)プロトコル「Abracadabra.money(アブラカダブラマネー)」のガバナンストークン。SPELLをステークすることで、ガバナンス権やその他の報酬を付与するSPELLを獲得することができる。

なおSPELLは、コインベース (Coinbase)やFTX、ゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)、ポロニエックス(Poloniex)、オーケーイーエックス(OKEx)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、スシスワップ(Sushiswap)やゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約2,195億円となる(12/24コインマーケットキャップ調べ)。

テラユーエスディーは米ドルにペッグした分散型アルゴリズムステーブルコイン。1USTを発行するには1米ドル相当の暗号資産テラ:Terra(LUNA:ルナ)を焼却(バーン)する必要がある。

なおUSTは、コインベース (Coinbase)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ジェミナイ(Gemini)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やスシスワップ(Sushiswap)、パンケーキスワップ(PancakeSwap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1兆927億円となる(12/24コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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