エルサルバドルがビットコイン追加購入、保有総数1391BTCに

エルサルバドルがビットコイン追加購入

エルサルバドル政府が、ビットコイン21BTCを現地時間12月21日に追加購入したことが分かった。エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領が自身のツイッターで明かした。

エルサルバドルは前回、今月4日にビットコインの追加購入を行っており、その際は価格急落に合わせた押し目買いとして150BTCを購入していた。

今回エルサルバドルがビットコインを追加購入したのは価格変動などの理由はなく、「21」の数字に関連し購入したことが分かっている。

ブケレ大統領によると、エルサルバドルの国家面積が21,000キロ平方メートルであることとビットコインの総発行枚数が2,100万BTCであることを関連付け、12月21日が「21世紀2021年で最後の21日」であることから21BTCの購入に至ったとのことだ。

ブケレ大統領は以上の理由から、現地時間で12月21日21時21分21秒にあわせ21BTCを購入し、その報告を自身のツイッターにて行っている。

なお今回の追加購入により、エルサルバドルのビットコイン合計保有額は1,391BTCとなっている。

同国はこれまで9月6日に400BTCを購入し、その後7日間で150BTCを追加購入。そして9月20日と10月28日にはそれぞれ150BTCと420BTCを購入している。また11月27日には100BTC、12月4日には150BTCを追加購入している。

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参考:ブケレ氏Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LongQuattro・Mo-Semsem

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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