秋葉原でカヤック「まちのコイン」導入へ
カヤックが提供するコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス「まちのコイン」が、秋葉原地域にて導入されることが12月14日分かった。株式会社GENDA SEGA Entertainment運営の元、来年1月26日より通貨名「アキコ」として加盟店で利用可能となる。
対象となる加盟店舗はSEGA4店舗の他、神田明神(神田神社)、秋葉原ワシントンホテル、とらのあな等、現在16スポット用意されているとのことで、今後も増える予定となっている。
「アキコ」は提携する各スポットへ訪れることで1日1回50アキコの付与がされるようだ。また神田明神の境内清掃に参加することで300アキコがもらえるなどの企画もある。秋葉原工作室では500アキコを支払うことで自身が作ったプラモデルを展示できたり、セガ秋葉原では150アキコで賞味期限直前のお菓子がもらえるなどの企画のあるとのこと。
カヤックは秋葉原への「アキコ」導入により、加盟店間の相互送客の促進の他、新たな顧客体験価値を生み出すことで、アフターコロナの国内観光客とインバウンド需要の回帰を目指すとしている。
「まちのコイン」とは
「まちのコイン」はカヤックが提供するブロックチェーン(分散台帳技術)を活用し、ユーザーがQRコードを用いてポイントを獲得・利用できるコミュニティ通貨サービスだ。各地域で設定したテーマに基づいた体験(コミュニティ内での新たな繋がりなど)をコミュニティ通貨で利用・獲得できるように設計されている。
このサービスは2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択され、現在では神奈川県小田原市・鎌倉市・厚木市、東京都大塚駅周辺、福岡県八女市、長野県上田市、岡山県新庄村の7地域で導入されている。またその他多くの地域でもキャンペーンや実証実験が行われている。
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参考:カヤック
デザイン:一本寿和
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