米マイクロソフト、Palm NFT Studioへの出資主導
米マイクロソフト(Microsoft)が、NFT関連企業であるプラムNFTスタジオ(Palm NFT Studio)に出資を行ったことが12月9日分かった。
プラムNFTはシリーズBにて2700万ドル(約30.6億円)を調達。マイクロソフトのベンチャーズファンドであるM12が、このラウンドを主導した。
出資にはM12の他、グリフィン・ゲーミング・パートナーズ(Griffin Gaming Partners)、RRE、サード・カインド・ベンチャーキャピタル(Third Kind Venture Capital)、スフェルミオン(Sfermion)、ザ・ラオ(the LAO)、ワーナー・ブラザース(Warner Bros.)、エスケー(SK Inc.)等、その他多くの投資家が参加したとのこと。
発表によると今回調達した資金にて、新規ユーザー獲得や規制の遵守への利用に充てるという。
プラムNFTスタジオは映画、ゲーム、音楽、アートなどのIPを持つ企業やクリエイターに対し、サービス提供する企業。
同社は出資元であるワーナー・ブラザースのNFTプロジェクトの支援も行っているようで、7月には実写アニメーションスポーツコメディ映画「Space Jam: A New Legacy(邦題:スペース・プレイヤーズ)」のキャラクターをモチーフにした限定NFTコレクションの販売や、11月には映画マトリックスシリーズ最新作「The Matrix: Resurrections」の公開に先駆け「マトリックスアバター」の発行支援も行ったとのことだ。
なおこれらのNFT発行は、プラムNFTが支援したNFT特化型のイーサリアムサイドチェーン「Palm Network」上に構築されているとのことだ。「Palm Network」はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)で動くブロックチェーンと比較して、低いガスコストや高速なトランザクション、99.99%以上のエネルギー消費量の削減を実現していると説明されている。
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参考:M12・Palm NFT Studio
デザイン:一本寿和
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