ダッパーラボ、目標額15億円の資金調達実施

Dapper Labs、約15億円の資金調達へ

人気NFTゲーム「NBA Top Shot」や独自ブロックチェーン「Flow」を開発しているダッパーラボ(Dapper Labs)が、約1,350万ドル(約15億円)の資金調達を進めていることが分かった。

SECに提出された書類によると今回の資金調達はエクイティ(新株発行)によるもので、既に11月22日より開始している。

また現状では1名の投資家より調達目標額の約半数の約647万ドル(約7.3億円)が調達済みであることも確認でき、残りは6,987,392ドルとなっている。

ダッパーラボは9月にも資金調達を実施した。その際には2億5,000万ドル(約270億円)の資金を調達しており、企業評価額は76億ドル(約8,000億円)に達した。

またダッパーラボの直近の動きとしては、米NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)と提携し、NFTマーケットプレイスのリリース準備を進めていることが9月に分かっている。また国内でもミクシィが「Flow」を活用したNFTサービス提供に向けダッパーラボと提携を発表している。

関連ニュース

【取材追記】ミクシィとDapper Labsが提携、「Flow」活用しNFTサービス提供へ

「NBA Top Shot」のDapper Labs、アメフトの「NFL」と提携か

参考:SEC
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet・metamorworks

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した