クラーケングローバル、KILT上場
米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産キルトプロトコル:KILT Protocol(KILT)の上場を12月1日発表した。
今週クラーケンでは11月29日にシバイヌ:Shiba Inu(SHIB)の上場を発表したばかりだ。
発表によるとKILTの取引および入金については、既に可能となっている。
KILTの取引ペアはKILT-USD、KILT-EURとなっており、KrakenおよびKraken Terminal(Kraken Pro)にてサポートされる。 なお米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できないとのことだ。
キルトプロトコルは、異なるブロックチェーンの相互運用(インターオペラビリティ)を目指すPolkadot(ポルカドット)の実験用ネットワークであるKusama(クサマ)のパラチェーンとして、クサマ上で分散型アイデンティティ(DID)プロトコルを提供している。なおパラチェーンとはポルカドットとクサマのエコシステムそれぞれにおいて稼働する個々のブロックチェーンのことだ。
KILTの他にもクラーケンに上場しているクサマパラチェーンとして、日本発のパブリックブロックチェーンである紫電:Shiden(SDN)の他、ムーンリバー:Moonriver(MOVR)やカルラ:Karura(KAR)、ファラ:Phala(PHA)、バイフロスト:Bifrost(BNC)がクラーケンに上場している。
現在ネイティブトークンであるKILTは、エムイーエックスシー(MEXC)で取り扱われている。
✨ Trading is now live!
— Kraken Exchange (@krakenfx) November 30, 2021
* Trading is not available to clients in US, CA, AUS & Japan. https://t.co/q1wyXXqGhf
関連ニュース
クラーケングローバル、KusamaパラチェーンのBifrost(BNC)上場へ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio