米コインベースプロでVoyager Token(VGX)上場

コインベースプロでVGX上場

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて新たに暗号資産ボイジャートークン:Voyager Token(VGX)を上場することが11月18日分かった。

なおコインベースプロでは11月16日にアルケミックス:Alchemix(ALCX)、イーサリアムネームサービス:Ethereum Name Service(ENS)、ガラ:Gala (GALA)、エムステーブル:mStable USD(MUSD)、パワーレッジャー:Power Ledger(POWR)の上場を発表したばかり。

コインベースプロで上場した暗号資産は数日中にCoinbase.com(販売所)でも取り扱いが開始する流れとなっているため、今回上場となったVGXもその対象となるだろう。

発表によるとVGXは、流動性条件が満たされ次第11月18日9:00(太平洋標準時)以降に取引が開始される予定となっている。また米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと(日本は対象外)。

VGXとの取引ペアはVGX-USD、VGX-USDT、およびVGX-EURとなるようだ。

VGXは暗号資産取引所である「ボイジャー」を利用した際に付与されるイーサリアム上のネイティブトークンだ。VGX保有者はボイジャーにてステーキング報酬の獲得や、取引などの際にキャッシュバックを受け取ることができる。

なおVGXは、バイナンス(Binance)やFTX、ワジールエックス(WazirX)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお記事執筆時点での時価総額は約1,240億円となる(11/18コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

コインベースプロ、イーサリアムネームサービス(ENS)など5銘柄を新規上場

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored