パレット(PLT)採用のNFTマーケットプレイスが11月にローンチ
TikTokクリエイター事務局のstudio15がローンチ予定のNFTマーケットプレイス「studio15 market for NFT」で、Hashpalette(ハッシュパレット)が開発するブロックチェーン「Palette(パレット)」が採用されたことが11月4日分かった。
studio15は現在、TikTokクリエイター専属契約で約100名(総フォロワー数約2,000万)、を抱えており、TikTok公認のMCN(マルチチャンネルネットワーク)を展開している。
ハッシュパレットはNFTに特化した事業を展開する企業。パレットはマンガ・アニメ、スポーツ、音楽をはじめとする日本発のコンテンツを通じたグローバル発信の強化のためのコンソーシアム型のブロックチェーンプラットフォームだ。
同社は今年7月に「Coincheck IEO」にて国内初のIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)を実施しパレットトークン(Palette Token/PLT)を発行した。
その後IOSTとの連携なども発表されるなど、どのようなNFTマーケットプレイスを発表していくか注目であったが、今回の「studio15 market for NFT」がパレットトークンにてNFTを購入できる第一弾のマーケットプレイスとなる予定だ。
またハッシュパレットでは、コンテンツ企業やクリエイターのNFTマーケットプレイス構築をワンストップでサポートするサービス「HashSuite」を展開しており、「studio15 market for NFT」はこの仕組みを活用した最初のNFTマーケットプレイスにもなるとのこと。
「studio15 market for NFT」のローンチ時には第一弾として、studio15所属のクリエイターの成瀬氏、アートディレクターのカズシフジイ氏、イラストレーター兼アニメーターのしもんずげーと氏の他、総勢10名強のTikTokクリエイターによるNFTの出品が予定されているという。
NFTを購入したユーザーは、これらのクリエイターが作成した現物資産と交換することも可能となっており、デジタルだけでなく、リアルでも楽しめるNFTマーケットプレイスとなっているとのことだ。 今回の発表を受けて、40円台後半で推移していたパレット(PLT)の価格は、昨日16時ごろから一時58円まで高騰したが、現在は50円台前半で取引されている。
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参考:Hashpalette
デザイン:一本寿和
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