VanEckのビットコイン先物ETFをSECが承認、来週から取引開始か

VanEckのビットコイン先物ETFをSECが承認

米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が申請するビットコイン先物ETF(上場投資信託)「ビットコイン・ストラテジー・ETF(Bitcoin Strategy ETF)」が、米国証券取引委員会(SEC)からの承認を受け、早ければ10月25日から取引が開始される可能性があることが明らかになった。

ヴァンエックが10月20日にSECに提出した、このETFに関する書類の発効日は10月23日土曜日となっており、公募日は「本書類の発効日後、実務上可能な限り速やかに」と記載されている。つまり、早ければ25日月曜日からシカゴ・オプション取引所(Cboe)が運営するBZX取引所で取引が開始されることになる。

なお「ビットコイン・ストラテジー・ETF」の投資先については、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)に直接投資するのではなく、米国のシカゴ・マーカンタイル取引所などに上場されているビットコイン先物に投資することで、ETFの投資成果をビットコイン先物価格と連動させることを目指すとのことだ。

米国で承認されたビットコイン先物ETFは、19日にニューヨーク証券取引所への上場が行われたプロシェアーズ(ProShares)のビットコイン先物ETFに続き2件目となる。

なおヴァンエックは2020年12月にビットコイン現物ETFをSECに申請したが、三度の回答延期を受けており、SECからの最終回答を11月に控えている。

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参考:SEC
デザイン:一本寿和
images:iStocks/KrulUA・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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