フェイスブックらのデジタルウォレット「Novi」、パイロット版ローンチ

フェイスブックらのデジタルウォレット「Novi」、パイロット版ローンチ

フェイスブック(Facebook)らが開発する、デジタルウォレットアプリ「Novi」のパイロット版がローンチしたことが10月19日にわかった。

パイロット版「Novi」にて利用可能な通貨は、米パクソス社が開発・運用する米ドルステーブルコイン「USDP」だ。

発表では「USDP」を選定した理由として「3年以上の運用実績があり、規制や消費者保護の面で重要な特性を持つステーブルコインでシステムをテストできるようにするためだ。USDPの準備金は米ドルに完全に裏付けられており、100%現金および現金同等物で保有されている。つまり人々は自分が選んだときに、簡単に自国通貨でお金を引き出すことができるからだ」と説明されている。

またカストディはコインベース(Coinbase)が務めることも明らかになった。

そして今後「Novi」が規制当局の承認を受けることができれば、「Diem」の決済ネットワークに移行する予定とのことだ。

参考:Novi
images:iStocks/Nadore
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/11話題】トランプ大統領がDeFi課税ルールを撤回、金融庁が暗号資産を2類型にする規制提案など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

OKXとStandard Charteredが暗号資産担保プログラム開始、Franklin Templetonが1号ファンドに

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、スタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行と共同で、暗号資産およびトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)をオフエクスチェンジ(取引所外)の担保として活用できる「担保ミラーリングプログラム(Collateral mirroring programme)」の開始を4月10日に発表した