紫電ネットワーク「SDN」が「Crypto. com」に上場、クレカでSDN決済も対応

SDN、大手取引所Crypto. comに上場

ステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が開発する、日本発のパブリックブロックチェーン「紫電ネットワーク(Shiden Network)」のトークン「SDN」が、グローバルに展開する暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)に10月13日上場した。なお今回のリスティングで「SDN」の上場は5例目となる。

これによりCrypto.comアプリのユーザーは、「SDN」を米ドル、ユーロ、英ポンドなど20以上の法定通貨で購入することや、クリプトドットコムが発行しているVisaカードにて、加盟店で「SDN」を決済に利用出来るようになった。

紫電ネットワークは日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(旧名:Plasm)とほぼ同じコードベースを使用して構築されており、ポルカドットの10分の1規模の試験的なネットワークであるクサマネットワークに接続することを目的に作られたブロックチェーンだ。

紫電ネットワークはクサマネットワークのスマートコントラクトレイヤーで、開発者は新しい分散型アプリケーションの設計・構築ができる。紫電ネットワークはクサマのパラチェーンとして構築されており、クロスチェーンプラットフォームを目指してる。そして紫電ネットワークは多くのレイヤー2ソリューションをサポートし、ネットワークのスケーラビリティやトランザクションスピードを向上させる方法を提供している。

「SDN」は、今年8月30日に取引所「MEXC」と「ゲート(Gate.io)」、31日に「クコイン(KuCoin)」に上場。そして9月2日には大手「クラーケン(kraken)」に上場していた。

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参考:Crypto.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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