SBIがNFTアートオークション開催、スプツニ子!やケニーシャクターらの8作品出品

SBIがNFTアートオークション開催

SBIアートオークション株式会社が、10月30日にNFTアートオークション「NFT in the History of Contemporary Art: a Curated Sale by Hiroki Yamamoto」を開催することが分かった。

なお今回のオークションのゲストキュレーターは文化研究者の山本浩貴氏が務める。SBIアートオークションは山本氏とともに「美術史文脈でのNFT作品の位置づけや、NFT作品が実現する現代アートの未来について探る」と発表している。

オークション出品作品は全8点で、アーティストと作品名は次のとおりだ。

出品作品(出典:SBIアートオークション株式会社プレスリリース)

・セーワ・アテイファ(Serwah ATTAFUAH)《TERRA 2021》
・ルー・ヤン(LU Yang)《1. DOKU Hello World_LY/2. DOKU HUMAN》
・ユゥキユキ(Yu-KI YUKI)《「For your own good,」》
・ケニー・シャクター(Kenny SCHACHTER)《Money, Money, Money》
・スプツニ子! (Sputniko!)《The Moonwalk Machine – Selena’s Step》
・たかくらかずき(TAKAKURA Kazuki)《Goodbye Meaning》
・ウダム・チャン・グエン(UuDam Tran NGUYEN)《Waltz of The Machine Equestrians》
・デヴィッド・オライリー(David OREILLY)《POTATO》

なお作品のNFT化は、スタートバーン株式会社の協力のもと、アート流通のためのブロックチェーンインフラ「Startrail」を活用して実施しされ、作品の真正性や信頼性の担保および長期的な価値継承を支えるとのことだ。

開催⽇時は2021年10⽉30⽇(⼟)13時からヒルサイドフォーラム (〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1F)で行われる予定だ。なお10月27日12〜19時と10月28日11〜19時に、作品の下見会も開催される。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」は代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。

そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。 なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

参考:プレスリリース

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored