日本パデル協会、FiNANCiEでトークン発行

日本パデル協会がトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、一般社団法人日本パデル協会のトークン発行と販売開始が10月1日発表された。

「パデル」はテニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技で、3大陸24ヵ国に連盟が存在し、1991年に国際連盟も設立されている。日本パデル協会は2017年に世界パデル連盟(FIP)へ正式に加盟しており、2030年までに競技人口100万人達成を目指しているとのことだ。

今回FiNANCiE上で発行されるトークンは「パデルトークン」として販売される。販売売上は主に日本パデル協会の運営、競技普及の取り組み、選手強化費用に利用する予定とのこと。

また「パデルトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画として、「パデルグッズの新商品開発案への投票」や「ジャパンパデルアワードへの投票」などが挙がっている。また抽選特典案には「日本代表選手との交流会」や「全日本選手権のVIP席招待券」などが企画されている。

「パデルトークン」の販売実施期間は10月1日11:00~11月9日23:00の予定となっている。

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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