BraveとGeminiのユーザーウォレットが連携可能に
次世代分散型ブラウザであるブレイブ(Brave)に米暗号資産(仮想通貨)取引所ジェミナイ(Gemini)のユーザーウォレットが連携可能になったことが8月31日発表された。
Big news! We are thrilled to announce that @brave Rewards users can have their Basic Attention Tokens $BAT seamlessly deposited into a Gemini account through the new Gemini User Wallet🚀
— Gemini (@Gemini) August 31, 2021
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Braveは個人データを収集するような広告をブロックする機能「BRAVE SHIELDS」をもつブラウザで、広告をブロックすることでブラウザが軽くなるという利点がある。さらにユーザーはBrave上で特定の広告を閲覧することで暗号資産BAT(Basic Attention Token/ベーシックアテンショントークン)をBraveリワード(Brave Rewards)として獲得することもできる。
またBraveユーザーはBATを使ってコンテンツクリエイターやウェブサイトに対して支援を行うことが可能となっている。
今回のウォレット統合により、獲得したBraveリワードのBATが直接ジェミナイのアカウントウォレットに入金されるようになる。またジェミナイが提供する「Gemini Pay」の加盟店でBATの利用が可能となるようだ。さらに米国とシンガポール居住者のユーザーにおいては、BATをジェミナイの貸し暗号資産サービス「Gemini Earn」に移動させることで、保有額に対して最大3.49%のAPY(年利)が獲得できるようになるとのこと。
なお今回の連携はBraveのデスクトップ版の最新版にて既に提供されているとのこと。Androidアプリ版でのサポートも近日中に予定されているとのことだ。
Braveとジェミナイは昨年7月に提携を行っており、Braveブラウザ上にウィジットの形でジェミナイのアカウントが連携し、暗号資産の取引が出来るようになっていた。
なお日本国内においてBraveは暗号資産取引所のビットフライヤー(bitFlyer)と提携しており、Brave上でビットフライヤーのウォレットが連携できるようになっている。
bitFlyerアカウントをデスクトップ版のBraveブラウザ上でBraveリワードに連携することでBraveブラウザ上で配信される広告を閲覧すると、翌月5日に報酬としてBATをbitFlyerアカウントで受け取れる。またBraveブラウザを利用することで受け取ったBATは、ビットフライヤーで売却し日本円に換金することも可能である。
The new Gemini User Wallet in Brave Rewards lets users seamlessly redeem and move their BAT. https://t.co/QzpPuVD55b
— Brave Software (@brave) August 31, 2021
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