米コインベースプロでDerivaDAO(DDX)、DFI. money(YFII)、Radicle(RAD)上場

米コインベースプロでDDX、YFII、RAD上場

米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて新たに暗号資産デリバダオ:DerivaDAO(DDX)、ディーエフアイドットマネー:DFI.money(YFII)、ラディクル:Radicle(RAD:ラッド)以上3銘柄の上場を9月1日発表した。

なおコインベースプロでは、8月26日にも暗号資産コティ:COTI(COTI)の上場を発表をしており新規銘柄の上場は2週連続となる。

リリースによると各銘柄の取り扱いは流動性条件が満たされ次第、9月1日の午前9:00(太平洋標準時)以降になるとのことだ。

また各銘柄のサポートについては、コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと。

各取引ペアについては、DDX-USD、DDX-EUR、DDX-USDT、YFII-USD、YFII-USDT、RAD-USD、RAD-EUR、RAD-GBP、RAD-BTC、RAD-USDTとなっている。

DerivaDAO(DDX)は、デリバティブ契約の分散型取引所(DEX)であるDerivaDEXを強化するイーサリアムトークンだ。DDXトークンを使用すると、ユーザーは取引所のガバナンスと運用に参加できるとのこと。

DFI.money(YFII)はDFI.Moneyプラットフォームを管理するイーサリアムトークンだ。DFI.MoneyプラットフォームはレンディングプロトコルであるYearn.financeからフォークしている。

Radicle(RAD)は、「ソフトウェアコラボレーションのためのオープンソースでコミュニティ主導の自立したネットワーク」と自称するプロジェクト。イーサリアムトークンでもあるRADはRadicleのガバナンストークンであり、Radicleスマートコントラクトとやり取りする際の料金を削減またはゼロにできるとのこと。

関連ニュース

米コインベースプロ、新たに暗号資産COTI上場

参考:コインベースプロ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

Sponsored

イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ

イーサリアム(Ethereum)レイヤー2(L2)スケーリングソリューション「リネア(Linea)」が、同ネットワークをサポートするスイス拠点の非営利団体「リネアアソシエーション(Linea Association)」の設立と、2025年第1四半期にガバナンストークンLINEAの発行予定を11月13日発表した