アルゼンチンサッカー1部リーグ名称が「Torneo Socios. com」に、チリーズとのスポンサー契約で

アルゼンチンサッカー1部リーグ名称が「Torneo Socios.com」に

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は、アルゼンチンのサッカー1部リーグであるプリメーラ・ディビシオン(Primera Division)の名称がトルネオソシオスドットコム(Torneo Socios.com)にリブランドすることを7月15日発表した。トルネオはスペイン語で「トーナメント」の意味だ。

今回のリーグ名の変更は、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するブロックチェーン企業チリーズ(Chiliz)との新しいスポンサー契約により行われたとのこと。

チリーズ(Chiliz)が運営する「Socios.com」ではブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンを発行・販売することができる。それによりスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。

今回のスポンサー契約は、5月にAFAとチリーズが連携したパートナーシップに基づいている。なおその際にサッカーアルゼンチン代表の男子チームが「Socios.com」にて発行したファントークンは、代表チームが発行するファントークンとして世界初の事例となった。

アルゼンチンサッカー協会の会長であるクラウディ・オタピア(Claudio Tapia)氏はリリースにて「アルゼンチンリーグがトーナメントの名前を変更するために商用ブランドと提携するのは初めてなので、これは非常に重要な合意です」と述べている。

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参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

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