ポリゴン(MATIC)がeスポーツプラットフォームと提携、高速賞金支払いを実現
イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションのポリゴン(Polygon)がeスポーツトーナメントの作成プラットフォームであるコミュニティゲーミング(CommunityGaming)との提携を7月12日発表した。
Layer 2 scaling & automated esports are teaming up!
— Community Gaming (@CommunityGaming) July 12, 2021
We’re excited to announce our @0xPolygon partnership to bring you scalable tournaments that cost nearly zero gas to deploy + a #Play2Earn summer filled with $10k of $MATIC powered events!https://t.co/ygf1x9XRoz
コミュニティゲーミングでは主催者がeスポーツのトーナメントを作成でき、そのトーナメントの優勝者に対しては賞金が暗号資産のイーサリアムやUSDCで支払える仕組みとなっている。
今回の提携によりコミュニティゲーミングのプラットフォームがポリゴンのネットワークと接続され、賞金の支払いが「超高速」になるとしている。
すでにポリゴンネットワークを利用したトーナメントが行われており、およそ3秒にて賞金が送金されたという。また平均手数料については0.0012MATICとなっているようだ。コミュニティゲーミングはこのことを「従来の賞金の支払いとは全く対照的であり、従来では多額の手数料と面倒な会計作業が伴った」と説明をしている。
コミュニティゲーミングは先日7月3日にシードラウンドの資金調達完了を発表しており、およそ230万ドル(約2.5億円)を集めた。
このラウンドはコインファンド(CoinFund)主導のもと、アニモカブランズ(Animoca Brands)、ダッパーラボ(Dapper Labs)、マルチコインキャピタル(Multicoin Capital)、シグナムグロウスキャピタル(Signum Growth Capital)らが参加している。
なおプレシードラウンドでは米ブロックチェーン企業のコンセンシス(ConsenSys)が主導をしている。
参考:ポリゴン・コミュニティゲーミング
デザイン:一本寿和
images:iStocks/gorodenkoff