日本医療推進財団、ブロックチェーンでのPCR検査結果証明書システムリリース

日本医療推進財団、ブロックチェーンでのPCR検査結果証明書システムリリース

一般財団法人日本医療推進財団が、ブロックチェーン技術を用いたPCR検査結果デジタル証明書Webアプリケーション「PCR PASS」のβ版を7月1日よりリリースしたことを7月8日発表した。

ユーザーは「PCR PASS」に登録し、登録の医療機関・検査機関・検査キット等で検査を行うことにより、PCR検査の結果をデジタル証明書として利用が可能になるとのこと。デジタル証明書はユーザーそれぞれのスマートフォンにQRコードが生成され、事前に登録された事業者・団体がそのコードの読み取りを行うことで検査の結果情報と検査してからの経過時間が確認ができるという。なお「PCR PASS」は現在、特許出願手続中であるとのこと。

「PCR PASS」はイーサリアムを利用したブロックチェーン身分証「PASS」を運営する株式会社Xyonと株式会社青十字製薬が業務提携し開発を行ったアプリケーションである。青十字製薬は日本医療推進財団の運営サポートを行っている。

業務提携時のリリースによると「PCR PASS」は新型コロナウイルスのPCR検査の検査証明書を分散型ファイルシステムに保存しNFTを作成し「PCR PASS」を発行するようだ。

参考:PRタイムスPRタイムス2
デザイン:一本寿和
images:iStocks/agsandrew・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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