カイバーネットワークとポリゴン、DeFiの流動性強化へ向け提携
トークン流動性プロトコルであるカイバーネットワーク(Kyber Network)がイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションのポリゴン(Polygon)と提携したことを6月16日発表した。
We’re excited to announce our @0xPolygon partnership to deploy Kyber DMM on Polygon (30 June) and enhance liquidity for #DeFi!
— Kyber Network (@KyberNetwork) June 16, 2021
We’re also launching the 🌊Rainmaker liquidity mining program on both Polygon and #Ethereum with ~$30M in rewards!
Learn more: https://t.co/Cn1WBo5sgN pic.twitter.com/IxUHWxSzGb
両プロジェクトの提携は、カイバーの新たな流動性プロトコルであるKyber DMM(Dynamic Market Maker)の流動性を高めるために行われた。Kyber DMMは6月30日よりPolygonネットワーク上に展開されるという。
なおこのことはKyber DMMの流動性提供者(LP)に対し、3ヶ月間で推定総額3,000万ドルの報酬を分配するマイニングプログラム「レインメイカー(Rainmaker)」のもと行われるとのことだ。
リリースによると「レインメイカー」の目的は、対象となるトークンペアに対して高い利回りを提供することで、流動性プロバイダーや開発者がKyber DMMを利用する動機付けを行い、その過程でPolygonとEthereum DeFiの両エコシステムの流動性を高めることにあるとのことだ。
参考:Kyber Network
デザイン:一本寿和
images:iStocks/vchal・dalebor